外壁 塗装 工事のこれからの目標

外壁 塗装 工事のこれからの目標

外壁 塗装 工事のこれからの目標

外壁塗装に使用される塗料はそのほとんどが合成樹脂塗料です。いろいろな種類があります。

都市計画がなぜ憂鬱なものかといえば、ある人が家を建てたり、自動車を動かしたり、子どもを遊ばせたりするときに、各自がまったく自由気ままに行なえるものではないからだ。
むしろ都市計画においては、周り近所に配慮を怠ることなく、迷惑をかけないように家を建てたり、自動車を動かすことを市民に要求するものだからである。 そこには、役所が市民生活の一部を制限するという面も出てくる。
日常生活の中ではあまりわからないのだが、例えば駐車場を造る、家を建て替える、また、自分の畑を宅地にするというような場合に、各個人の生活が、都市計画という名のもとに制限されることが起こってくるわけだ。 もちろん、これは健全な地域生活を維持していく上で必要なことである。
しかし問題は、それを実際に運営してきた専門家たちが、実は確たる基盤に立っていたわけではないとわかってきたことである。 大学で都市計画を専門とする先生は、何のために都市計画をするかというと、よりよい市民社会のために安全で快適、しかも効率のいい都市をつくるためだという。
例えば、安全。 30年前の都市計画のままでは、川があふれで、市街地が水浸しになる。
したがって、河川の土手を高くする河川事業を行なうとともに、きちんと区画整理された市街地をつくる。 そうすれば、大雨が降ったときにも、市街地は浸水せず、何かのときにはすぐ車を使って逃げられる。

このようなことが安全と考えられた。 万一、地震によって火災が発生して建物が焼け落ちてしまうことがないように、地震に備えて木造の建物をコンクリートにするということなども、安全の範庸だったのである。
さらに最近では、特に東京や大阪のような大都市や仙台、広島、札幌などの人口が100万人を超えているような都市を中心に、犯罪をいかに防ぐかといった要素も重要になってきている。 次に、快適ということ。
街づくりや地域おこしにおける快適さといえば、美しさもその重要な領域に入ってくる。 狭い木賃アパートではなく、少しゆったりとした市営住宅とか県営住宅ができれば、そういうところでより快適な生活ができるという面もあるかもしれなし。
しかし、では何のために快適でなければならないかという疑問を呈したときに、都市計画の専門家が返答に窮することがあるなぜ、このプロック塀を生け垣にしなければいけないのか」「なぜ、建物を道路にぴったりとくっつけないで、213メートル後ろに下げな砂ればいけないのか」こういった問題提起は、二十年前、30年前にはなかったものである。 二十年前、30年前の日本であれば、木賃アパートから7階建てや二二階建てのマンションに移れるというだけで快適だと、ただ無上に嬉しかったのではないかと思う。
しかし、高度成長期を経て、日本人全体の生活が格段に向上してくると、一口に安全な町といっても、「そもそも安全とは何かしという、一歩踏み込んだ議論がなされるようになる。 安全が意味する内容次第では、その安全よりも今自分が持っている財産を最大限使うことのほうに価値を置きたい、そのためには安全などいらない」という議論さえ出てくる。
これは市民が豊かになった結果なのである。 ところで、市民にとっての豊かさといった場合に、単に金銭面で豊かになっただけではなく、情報が豊かになったという面も大きい。
多くの情報に対する判断力も非常に向上してきている。 ところが、専門家といわれていた都市計画の技術者や事務職は、市民たちが高度に発達したマスメディアを通じて日々頭に入れ、体に染み込ませている情報以上に、十分専門的な情報を取り入れているかといえば、必ずしもそうではないのである。
端的な例を挙げよう。 例えば市役所の若い、専門家と言われる二十代の技術者。
自分の街をもう少し安全で快適な街にしたいと、イギリスやドイツ、またアメリカなどの街づくりを参考にできたら素晴らしいだろうと考えたとする。 ドイツのミュンヘンには、素敵な歩行者の広場があるとか、ニューヨークに行ってみたらカーネギーホールの後ろに、小さいながらもしゃれた遊び場があったなどという話を聞いて、実際に視察に行きたいと思っても、市役所ではもちろん勝手に海外出張できるわけはない。
特に、二十代の技術者などはなかなか行くことができない。 これは役所に限らず、一般企業でも同様である。

視察などというのは、年配の人間から先に行って、若い者はある年になるまで待てと言われることが多いようだ。 しかし、自分のことを考えてみても、30歳前の若かった頃の頭の柔軟さと、いまの60歳すぎの頭の固さとでは、外国に行ったときにそこからさまざまなノウハウを吸収できる能力には雲泥の差があるように思う。
本来なら、柔軟な発想ができ、何でも吸収できる若い時代にこそ、外国視察にでも行って貴重な見聞を広めさせるべきだろう。 日本の現状は、どうも逆になってしまっていると思う。
一方、世の若い女性たちは、ゴールデンウィークだ、夏休みだ、年末年始の休みだとなると、積極的に外国旅行に行く。 奥さま方も、パック旅行で比較的気軽に出かけていく。
そのときの情報の収集力には実に恐るべきものがある。 専門技術者であれば、「都市計画」や「都市問題」などという雑誌を見ながら現場を探しに行くのだが、若い女性や奥さま方は、主婦の雑誌や若い女性専用の雑誌を見て出かけ実は、このような一般向けの雑誌のほうが生々しく街の中での楽しきや怖さを伝えており、情報の収集力が非常に高くなる。
このような人たちが帰ってきて、広く街づくりの議論をするときに、対する技術者のほうは外国に行ったこともなく、持っている情報も専門的すぎて、みずみずしさがない。 「法律第何条によれば」とは言えても、ニューヨークのポケット広場にはどういう人がいて、昼に何を食べていたかなどという人間臭い情報は、一つももっていない。
一般の市民といわゆる街づくりの専門家とが議論したときに、街づくりに関心を持っている市民のほうが街について詳しい、などということが起き始めたのである。 いってみれば、専門家という集団が、もはや専門家としてすべての点で権威的な形では動けなくなったこのようなことが、ここ十年あたりの日本の街づくりに実際に起きてきている。
では、街づくりにあたって、専門家と市民とがどのように連携していくべきか。 結論を先にいえば、話し合いの場を数多く設け、なるべく頻繁に多くの人々と話をすることである。
専門家がこのようなことを意識して行なわなければ、街づくりがこれから至るところで軋んでくるのではないかと思う。 ところが、都市計画や建築、土木事業に関わる役所の人たちが、このような会話に慣れているかというと、明らかに慣れていないと言わざるを得ない。

それも無理もないことで、土木工学科や建築学科、また法律学科などで勉強し、公務員試験を受けて市役所に入ってしまえば、市民社会で話す言葉ではなく、法律用語や技術用語で話さないと専門家の間では通じない。 そのため、普通の人たちと話すときも、次第に専門家の用語でしか話すことができなくなってしまうからである。
バブルの前の頃に、東京の荒川区で次のようなことがあった。

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